YouTube広告運用の依頼をいただきました。

少しづつ、ご依頼いただいたお仕事の記録を残していこうと思います。
開示できる情報にも限りがありますが、ゼロイチ挑戦中の方に向けて実際のお仕事の流れも含めて、書き起こせたらと思います。

目次

広告自体は出していたが、あまり効果的な広告ではなかった

ご依頼いただいたクライアント様は、新規開発したばかりの自社製品の販売数を伸ばそうと既に広告や様々な施策に挑戦されていました。
それも独学ではなく、広告運用・コンサルティングの会社(以下、広告代理店)に依頼をされてきたようです。
ですが、その結果は芳しくなく成果としてもイマイチとのことで相談を受けました。

広告代理店が、自社の得意なメディア広告のみ取り扱っていた。

Twitter・Instagram・Facebook・Tiktok・Youtube。
パッと思いつくだけでも様々な広告メディアがあり、それぞれユーザ層やその傾向が異なります。

本来であれば対象の商品に応じて適切な広告選択をするべきですが、今までの広告代理店は自社の得意なメディアで施策をされていたようでした。

直近のケースでは「Instagram」の有料記事を用いての施策を行っていました。

より効果的な広告運用を目指す

多くのクライアント様は、限られた予算の中でギリギリの広告運用を行います。
実情として、人的工数よりも遥かに単価の高い広告の運用はそれこそ社運をかける勢いで行ってたりします。

より効果の最大化を狙い、コストの最小化を行って運用するべきです。

過去実績からも購買層の行動傾向が読めないとのことでしたが、商品特性上購入されるユーザー層(年代・性別)にある程度の制限があると考えられた為、SNS別の人口比率調査を行いました。

令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000708015.pdf

令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000765135.pdf

対象となる年代が 20代後半~30代後半 と考えられるため、よりユーザの集中したYouTubeでの広告を提案し、実行する流れとなりました。

効果の測定方法について

「○○の業務を行っている人に広告を届けたい」「○○のキーワードで調べられる人に届けたい」
といった狙いが定まっていないとの事でしたので、実際に広告を運用しながらテストする事にしました。

2ヶ月~3ヶ月のテスト運用期間を設けて、対象のユーザとその傾向を測ることにしました。

YouTubeの広告では、以下の4つの項目が確認・修正出来ます。

  1. キーワード
  2. オーディエンス
  3. ユーザー属性
  4. プレースメント

キーワードは、YouTube内でユーザーの入力したキーワードにより広告の表示を絞り込みます。
また、特定のキーワードで検索されたユーザーを除外する事も可能です。

オーディエンスは、ユーザーがどんなカテゴリーに興味のあるかによって広告表示を指定できます。

ユーザー属性では、年齢や性別・世帯有無などの属性により広告表示傾向を指定できます。

プレースメントでは、どのチャンネルで広告を流す・流さないのか直接指定します。

OODAサイクルをどの程度回すか

OODAサイクル(ループ)とは次の頭文字からなるものです。
・Observe (観察)
・Orient (状況判断)
・Decide (意思決定)
・Act (実行)

無駄な広告を回せば回すほど、不必要にコストが掛かるため、効果の高い広告表示先を絞りこむ必要があります。
また、そういったユーザ傾向の情報はお客様にとって非常に有益な情報になります。

広告費用の圧縮は出来ますが、広告結果を見て・分析し、次の方針を決め、それを実行するには運用する私への費用が発生します。
広告の費用が最適化できても、私に対するコストが上がっては元も子もないので今回は週に1~2回程度の調査を行うこととなりました。

その結果を元に、本番運用する

その結果をもとに、対象ユーザに刺さる動画を作成して予算をかけて広告運用します。
CPAの最適化は先述のフェーズで概ね終了しているので、あとはお客様の懐状況次第です。

CPA … Cost Per Actionの略で、顧客獲得単価の略
1件のお客様を獲得するために必要な費用を指します。

本番運用の結果はまた共有します。

動画の予算を抑え、広告に関する費用を限定し、CPAの最大化を測ってから本運用

無理に本運用をしても全くの無意味・空振りで終わることも多いので、ターゲット層が明確で既に販売実績のある商品でなければこういった方法で運用するのが良いと思います。

お客様のコストメリットを最大化しつつ、我々としても実際に運用したデータから見られる情報は糧となりますので、非常に勉強となる案件でした。

なお、本番運用についてはまだ終了していないため、残念ながら結果の共有は出来ません。すみません。
データが揃いましたら、従来の広告方法の結果などと合わせてご紹介させていただきます。

この記事を書いた人

Webエンジニアとして約10年、EC運営管理者として約10年。
今は顧客の「困った事」に寄り添って対応するパートナーとしてお仕事してます。
Excelの使い方から広告運用・業務自動化まで。何でも屋さん。

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